キハ04型について
キハ04型は昭和8年に誕生した戦前の代表的ガソリン気動車です。およそ130両くらい作られ、各地の簡易線で活躍しました。国鉄では昭和40年くらいで廃車となり、各地方鉄道に払い下げられた車両が細々と生き長らえる状況でした。動力を撤去してトレーラーとして使われた車両、電車に改造された車両などさまざまありました。最後は蒲原鉄道に電車に改造された車両が平成10年に同鉄道が廃止されることになり、キハ04型活躍の幕は閉じました。なお、片上鉄道で使用されていた車両が保存鉄道線で動態保存をされています。キハ04型の保存車両は以下のようになります。この中でキハ048はもっとも誕生当時の形を保った車両です。

 キハ04型の保存車両(表記)

キハ048

 茨城県つくば市 さくら交通公園

(キハ41056→キハ048→遠鉄キハ802→北陸キハ5211→筑波鉄道キハ461)

 

鹿島鉄道キハ411

 茨城県東茨城郡小川町 第2さくら幼稚園

(キハ0410→関東キハ41005→鹿島キハ411:前面改造)2004年末に解体

 

鹿島鉄道キハ412

 茨城県東茨城郡小川町 第2さくら幼稚園

(キハ0424→関東キハ41006→鹿島キハ412:前面改造)2005年春に解体

 

北陸鉄道キハ5201

 石川県金沢市専光寺

(キハ41043→北陸キハ5201)

平成11年頃解体

 

別府鉄道キハ101

 兵庫県加古川市別府町中島 中島公園

(キハ41057→片上キハ301→別府キハ101)

 

片上鉄道キハ303

 岡山県棚原町 片上鉄道保存会

(キハ41071→片上キハ303 前面窓改造 動態保存)

 

秋田中央交通ナハフ20

 秋田県南秋田郡五城目町

(キハ41085→秋田交通ナハフ20 動力撤去し客車に改造)

平成14年7月頃解体されました。

蒲原鉄道クハ10

 新潟県中蒲原郡村松町

(キハ41120→蒲原クハ10 動力撤去し電車の制御車として使用、片運転台)

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